敷きわら

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りんご農家なのに、最近ずっと他の話題ばかりでしたので今回はりんごのことを紹介します。

この木は、三年前から根の病気(紋羽病)にかかり、樹が衰弱してましたが、昨年、“あること”をやってみたら、今年は春先から葉の色が濃く、若干復活の兆しが見えてきました。

特に僕の畑では、火山灰土壌と言って、土自体に栄養分がほとんどなく、一言でいえば「痩せ地」です。
腐葉土などたくさんあるような園地ではこのような病気は発生しないのですが、僕がいる地域ではこの病気に毎年苦しんでいる生産者も多いです。

でも、痩せ地のりんごは身がしまり、美味しいんだよ。

さて、本題ですが、何をやったのかと言えば、紋羽病の原因は、乾燥など多々ありますが、紋羽菌という菌が樹の根に住み着き、根の成長を阻害しているのですが。。。

そこで僕はひらめきました。

土壌に対して有効な「菌」を根の周りにやれば、紋羽菌が住みにくくなるのでは?

その結果が出てきたのかな?

まあ、それ以前に毎年、完熟たい肥をやって敷きわらしていたから復活してきたのかな?

これからもっと観察していきます。

[品種] ジョナゴールドに高継ぎしたトキ