こだわりすぎ?

 
寒波が来たと思ったら、今日は朝から雨模様…。
そして今は晴れ…。どうなってるんだろう???
 
先日から“剪定”を始めました。
 
雪の中、ハサミと鋸を腰にさげながらの作業です。
体力的にも疲れる作業なんですが、この剪定という作業、とにかく集中力が必要なんです。
 
「数年後にはこうなってるだろう」
「この枝には良い実が成る」
 
などなど…。
 
僕の空っぽのあたまをフル回転させ、僕の理想とするりんごが出来るようにと頑張ってます!
 
健全なりんごの樹を作る!そうすることで美味しいりんごが成る!
一本一本の樹が僕の生活を支えてくれてます!
 
最近では、使い捨て鋸やハサミが安価で販売されかなりの勢いで普及されてきてます。
しかーし!
こだわる男サトユは違います!
昔ながらの職人さんの手作りのハサミや鋸を使います!値段も高く、毎日のメンテナンスも大変ですがこれにはわけがあります。
 
これを見て下さい↓
イメージ 1
これは使い捨ての鋸で切った切り口です。ギコギコと鋸を引いた形がついて切り口が荒いですよね?
 
次にコレ↓
イメージ 2
これは僕が使ってる職人さんが作った鋸で切った切り口です。カンナをかけたようなツルっとした切り口です!
 
切り口が綺麗だからどうした?と思われるかも知れませんが、僕の生活を支えてくれてる「りんごの樹」だからこそ、せめてもの樹に対しての礼儀かと思ってます。
 
こういった切り口に病気が入らないように薬を塗ると樹皮が覆ってくる(カルスが盛ってくると言う)んですが、綺麗に切った方がカルスの盛りも良いような気がします!
 
このほかにもいろんな理由で職人さんの手作りの物をを使ってるんですが、あんまりにもマニアックにな話になるのでこの辺でやめときます…。
 
(注)決して使い捨ての物を否定するわけではありません!