世界一

うちでは、約10品種、試作品種を合わせると14品種のりんごを栽培しています。
 
世界中では約15000種、日本では2000種、青森県内では約50種があると言われてます。
もちろんこんなにあれば、僕もしらない品種がまだまだ沢山あります。
 
人と同じで、りんごも品種ごとに様々な特徴があります。
手間のかかる品種、、、それが「世界一」という品種。10月上旬に収穫されるとにかく大きな大きなりんごです!
 
親指大のりんごになると、「小袋」という袋を一個一個に被せて行かなければなりません。
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これだけでは終わりません…。
袋の中でりんごが大きくなてくると、今度は大きな袋に掛け替えます。
収穫が近づいてくると袋をはいで、着色させます。
 
更には、この世界一という品種、、、厄介なのが収穫直前に落下しやすい性質を持っているという事。
子袋、大袋の資材経費に加え、それらを掛ける労務費がかかるという事はそれなりの値段で取引されないと赤字になってしまうのですが、近年、世界的な不況により市場でも安値が続き、今では作っている生産者も極少になってきています。
 
話は変わりまして、、、今日の僕は一日中、ヤンチャ坊主とお姫様の子守です。