草生栽培

お疲れ様です!
今日は一日事務作業をしているさとゆです!
 
この時期、津軽地方にくるとよくみられる光景が、りんご園に銀色のシートが敷かれてある様子。
りんごの色つきを良くするためにお日様の光を反射させてりんごに日光がよく当たるようにするために敷いています。
 
しかし、当農園で“サンふじ”にはこの反射資材を敷いてません。
いろんな理由でこの反射資材を使っていなのですが、大きな理由は“草の為”、そして“土の為”。
 
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反射資材を敷くことで、多くの草を殺し、翌春に草が生えるのを遅らせ、草種も単純化させてしまう。
そうなると、除草剤の使用と同様に土壌中の有用な菌類の増殖抑制につながるので菌根菌や根粒菌を十分活用出来なくなる。除草剤を使うと、草生栽培に好ましいと言われている有機物の多いクローバーやオーチャードグラスが著しく減ってしまう!
 
来年、乍来年、、、、、これから先ずっとりんごを作っていく上で園内の土壌を管理する事もとても重要な事。
 
今では、光を通し、水も通す事の出来る反射資材もあるのですが高価なんです、、、。
 
反射資材を敷かないからと言って決して色つきは悪くは無いでしょ?
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良すぎる土壌でも駄目だし、悪すぎる土壌でも駄目。
丁度イイ土壌になると葉の色も良いし、実ったりんごも赤くなる。
 
土の中は見えないものばかりなので、枝の太さや色、葉の大きさや色、実ったりんごの良悪など、目に見えるものから土の中を想像し、栽培管理を行わなくてはならないので、難しいんすよね~
 
園内にはいろんな雑草も生えてるので雑草の種類からも土壌を判断出来るようになれればいいな!
まだまだ知らない事ばかり、、、頑張って勉強します!