蜜入りりんご

お疲れ様です。
お歳暮用のりんごの発送もピークです。
軽いギックリ腰と診断されたサトユは痛みどめ服用中です!
そんなことはさておき
この時期になると“蜜入りりんごは有りますか?”
“沢山蜜入ってますか?”

などの「りんごの蜜」についてのお問い合わせが多くなってきます。
こういうお問い合わせを頂くたびにまだまだ「りんごの蜜」について誤解されている方が多いなあと思ってしまいます。

イメージ 1

りんごの蜜と言われる部分は「水分」と「ソルビトール」という糖分の一種なのです。「蜜」はりんごの果実が完熟した証ですので、蜜の入っているりんごはやはり美味しく感じられます。 しかし、以外に思うかもしれませんが、実は蜜の部分は周りの部分よりも糖度が低いのです。 ちなみにりんごで一番糖度が高いのはお尻の方なのです。  (これを知ってるとちょっとしたりんご通)
↑写真のりんご(サンふじ)は蜜の入り過ぎ、、、水っぽくてとても美味しいとは言えませんでした、、、。

イメージ 2
↑どちらもサンふじ
このくらいが一番ベストかなと思います。

品種によっても「蜜」が入りやすい、入りにくい品種は有ります。
近年ですと、「おいらせ」「ぐんま名月」「こうとく」など蜜入りしやすい品種が多くなってきたように感じます。

もちろん気象条件によって左右される事もあります。今年は蜜入りしにくい年だったかなと感じています。

収穫を遅らせることで蜜入りりんごを作ることは出来ます。
しかし、ここ青森では11月上旬~中旬頃に一度雪が降ります、、、。
気温も氷点下になることも。
りんごが凍って腐敗するというリスクもありますが、、、、。

今年なんかは11月に何度も氷点下になり雪も積もりどうなるか?ヒヤヒヤしましたがなんとか凍害は無さそうです~~

色々と書いてきましたが、、、
蜜部分は甘くないと言う事です、、、(笑)