今年も無事終わりました!

おばんでございます。

 

令和4年産のりんご、全て収穫終わりました〜!

 

まだ、選別作業やら発送作業、園内の冬支度、、、まだまだやる事は多いですがとりあえずは一安心です。

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冬の豪雪!

春の天候不順によるカラマツ被害!

夏場の猛暑による日焼け!

秋には長雨による病気の多発!

 

毎年毎年、自然災害には悩まされていますが、こんなにも思う様にりんごができなかった事はなかったと思います。

 

沢山の困難にも耐えてきたりんごだけが今お客さんの元へと渡り食べられています。

人もりんごもストレスの多い一年となりました。

 

反省する事が多くて、まとめないと改善できない程。

 

それでもお客さんから「今年も美味しかったよ」などと言われると嬉しい反面、来年こそはもっともっと喜んでいただける様なりんごを作りたいと思う。

 

来年度こそは!

 

ラストスパート

おばんでございます。

当農園では、早生品種からシナノゴールドまでの収穫を終え、残るは「王林」「サンふじ」の収穫を残すのみとなりました。

 

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青リンゴの王様「王林

決して新しい品種ではないものの根強い「王林ファン」が多く、甘さと独特の香りが特徴の品種。

当農園では、お歳暮などの贈り物に「サンふじと王林の詰め合わせ」がとても人気となっております。

 

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りんごの王様「サンふじ」

当農園でも不動の人気No.1。

毎年、オンラインショップのカートを開けた瞬間からご注文いただく人気ぶり。

毎年年明け前にはご予約でいっぱいになってしまい、お客様には申し訳ない気持ちもあります。

 

この2品種だけでも当農園の生産量の半分を占めるので11月に入ってからはひたすらりんご収穫〜荷造りの繰り返しとなります。

 

後、約1ヶ月。

そう考えると少し寂しい気持ちにもなったりしますが、身体と相談しながら適度に負荷かけて最後の一個収穫するまでがんばります〜

一山超えた

おばんでございます。

りんご収穫、管理作業、発送業務、受注管理等、、、忙しさに追われる毎日の園主です。

 

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当農園の人気No.2のトキ。

収穫してから倉庫での発送業務。

ご予約の段階からたくさんご注文をいただき、昨年以上の受注数。もぎたて新鮮なりんごを食べていただきたいという思いから収穫したものを順次発送していくというスタイル。

夜中まで箱詰め作業をすること数日、なんとかご予約分の発送は終わり一山超えた感じです。

 

長雨の影響なのか?

自分の栽培技術の低さなのか?

今年は糖度が若干低め、、、。

課題の多い年となりそうだ!

夏から秋へ

おばんです。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中との気温差が激しい季節になり、何を着ていったらいいのか?毎日悩んでいる園主です。

 

夏りんごの定番の「つがる」の収穫発送も終わり、沢山のお客様へご購入いただき早々に完売となりました。本当にありがとうございます。

 

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ことしは着色管理期間に夏日となりかなりの数のりんごを焼いてしまいました、、、。

何か対策はできなかったのか?後数日で収穫というところでの日焼け。

反省する毎日でございます。

 

後数日で10月。10月になると「トキ」「ひろさきふじ」「紅玉」「シナノスイート」、、、沢山の品種が収穫期となり激務となります。

この10月は当農園の作業としても一年で1番と言っていいほど忙しい月で農作業はもちろん、夕方からは荷造り発送作業、それが終わってからは受注業務等。

1日でも段取りがズレると取り返しが効かないので体調管理も万全にこれからの作業に備えたいと思います!

 

園主から父親へ

連日の降雨により県内各地で浸水、水路や道路が崩壊、、、さらには畑が水没したところも、、、、。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

全国ニュースにもなったようで沢山のお客様から御心配いただきましたが、幸い当農園は被害は軽微でニュースになるような被害ではありませんでした。

 

さて、先月下旬に摘果作業もひと段落しゆっくりして、、、とはいかず実はPSGジャパンツアーの観戦に行ってきました!f:id:satoyu323:20220812180337j:image

メッシやネイマール、エムバペ、ラモス、マルキーニョス、、、名だたるメンバーが来日すると言う事でチケットが当たったら行こうか?と言っていたら見事当選!コロナ対策も万全に!

スペインに彼らのプレーを見に連れては行けませんが東京なら行くでしょ!画面越しにしか見ることの出来なかったスーパースター達のプレーに子供達は終始目を輝かせておりました。

子供達の表情を見ていると、忙しい時期だったけど「今」この瞬間、この場所に連れて来ることができて本当よかった。長男中3はコロナで沢山の事が制限されて思うようにボール蹴れなかった3年だったと思う。

 

しかし、色んな対策をしながら開催されたフットサル県予選では長男の在籍するチームが準優勝で東北大会への切符を手に入れた!f:id:satoyu323:20220812181450j:image

東北大会出場を決める準決勝では、ライバルチームと激突。お互い一進一退の攻防が続き同点でのPK、、、。

会場が静まり返り、歓声や悲鳴が交互に聞こえる中見事勝利し東北大会出場決定!

その瞬間、親御さん達は号泣!そしてグータッチ!あの緊張感やドキドキ感、その場にいなければ感じる事が出来ない!

そしてそんな感情を与えてくれたチームやチームメイトには感謝の気持ちでいっぱい!

 

当農園のSNSに最近よく子供達のサーカーが投稿されているのですが、日頃農作業優先で子供達の応援等できないため、ここ1ヶ月は優先順位を逆にし、子供達優先の日々を過ごしております。どんなに遠くても送り迎え!たとえ自分の子供が試合に出なくとも応援。そんな日々を過ごしている園主、、、いやここ1ヶ月は父親です。

 

 

 

エンドレス摘果作業

お疲れ様です。大雨洪水警報が発令され農作業中断した園主です。

 

1回目の摘果作業もとりあえずは終わり、2回目の摘果作業へとなりました。

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小さなりんご、変形したりんご、傷がついたりんご、、、ピンポン玉ほどに成長したりんごはいろんな個性が出てくる時期でもあります。

 

園内の木の下にはピンポン玉ほどの摘果されたりんごがゴロゴロと散乱。一見もったいないような気もしますが逆です。沢山実をつけてしまうと木が弱り来年以降の収穫量に大きく影響してしまいます。また、沢山の実を付ける事で小玉果となり味も落ちてしまいます。

 

そうならないためにも沢山摘果することがりんご栽培においてとても大事なんです。

 

「木箱に入るまで摘果」という言葉もあるくらい摘果作業というのはとても大事な作業。

今年は今のところ、りんごの生育や肥大も順調。いい出来秋を迎えれるように摘果に妥協なし!頑張ります。

りんごのカラマツ被害

お疲れ様です。雪溶けが早く進み気温も高く推移したためりんごの木の生育も早く進み管理作業に余裕のない日々を過ごしていました。
近年、地球温暖化の影響なのか?雪溶けが早く進み春の訪れも早く、りんごの開花時期も早まっているような気がします。生育が早いと春の霜の影響も受けやすく、今年も限定的ではありますが霜の影響を受けた地域もあるようです。

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カラマツ被害
りんごは通常開花後、受粉がしっかりできていれば中心花と言われる部分に結実しますが、中心花になんらかの原因があり結実しないということは良品生産、収量の確保のためにも大きな痛手となります。花が受精できなかったことによって実を結ばずに欠落することを通称「カラマツ被害」と呼んでいます。
不受精だった花はツルの部分が黄色くなり落ちる様が落葉樹のカラ松が秋になると葉が黄色くなって落葉する様とよく似ていることからこのように呼ばれるようになったと言われています。

今年は各地でカラマツ被害が見受けられます。当農園でも品種や場所によっては中心果の欠落している木もあります、、、。

 

カラマツ被害の原因
凍霜により雌しべや雄しべに障害を受け受粉機能が低下
開花期間中の高温や旱魃により雌しべが乾き受粉能力が低下
交配作業に使用した花粉の発芽率が低かった
なとなどの色んな原因が挙げられます。

 

カラマツ防止の対策
果物栽培の受粉作業はとても労力のかかる作業で「まめこ蜂」による交配が主流となっているのが現状ですが、できるだけ人の手による人工授粉を行うことで被害を最小に抑えることができます。人工授粉は一個一個の花に交配していく作業なので時間と労力は膨大です。

 

交配作業の種類(確実性の高いものから順に)
梵天コロンブスによる交配
◦ラブタッチによる交配
◦SSに取り付けるフルーツパウダーを使用しての交配
◦まめこ蜂や訪花昆虫による交配
◦自然交配


当農園では1、2の交配を行なっていますので今年のカラマツ被害も許容範囲内だと思っています。今年の場合、開花機に高温で台風並みの強風も吹いたことから3のフルーツパウダーでの交配もダメだったと聞きました。もちろん4、5のみの交配は言わずもがな。園地の形状、品種構成、も原因の一つではありますが、天気を変えることはできないので、人工授粉で確実に受精させることがとても大事なのです。

 

近年流行りの溶液受粉についての衝撃的試験結果

溶液受粉とは水、寒天、グラニュー糖を混ぜた溶液に花粉を混ぜてSSで散布し交配するというもの。かなりの省力となるためりんご農家の間で瞬く間に広がっていきました。しかし衝撃の試験結果が、、、
交配作業に使用する花粉は発芽率80%以上というのが基準となります。

近年カラマツ被害が深刻なこともあり、溶液受粉に使用する花粉の発芽率を調べたそうです、その試験結果が衝撃的でした。

溶液に純花粉を入れて30分後、60分後、120分後と花粉の発芽率を複数検体を検定した結果がこちら。
30分後 8%
60分後 4%
120分後 0% (平均)

1000ℓのSSで一回散布するのに30分。もはや手間ひまかけて溶液を準備し買えば高価な純花粉を無駄にしていたことが判明。私はずっとこの方法には疑問点が多く感じていたのでこの方法を試したことがありませんが、私の勘は的中です。

 

先人たちの知恵
昔の農家は、園地のあちこちに色んな品種を混植していました。これは訪花昆虫による受粉や自然交配率を高める方法の一つでもあります。作業効率を考えながら、交配しやすい園地作り(品種構成)も今後の課題。

これから、結実した果実を選りすぐり、摘果作業本番となります。せっかく交配し結実した実を摘果するという矛盾。これも秋に美味しいりんごを実らせるため。また来年沢山花を咲かせるため。