子は勝手に育つ

お晩でございます。豪雪だったわりに雪解けが早く気持ちに焦りが出てきた気持ちの小さな園主です。

 

3月7日、県立高校の入学試験当日。

我が家の長男も朝早く出かけて行きました。志望校は近年、市内でも人気のある学校で倍率も高い。数ヶ月前の三者面談で担任の先生からはギリギリかなというお言葉。

それでも志望校を変えず、今日を迎えました。

家では勉強している感じは全くなく、スマホにゲーム、、、

母親は気が気でない様子。母親としては志望校に合格してほしいという単純な思いから毎日ように「勉強しなさい」という。私もそう言われて受験勉強した思い出がある。

 

でも私は高校受験ははっきり言ってどうでもいいこと。彼が今回の受験で得るものはもっと他のところにあるような気がする。無事合格しても3年間で彼にとって得るものがなければ意味が無い。他の県立高校には専門科がありそっちも考えてみてはどうかと言ってみたら、あまり興味もなさそう。それはそれで良し。

 

ただいつか来るであろう「スタートダッシュ」に備えていろんな勉強をしてほしい。

ただそれだけ。

いつかは必ず仕事を選択し働かなければならない。その時にダッシュできるように。

高校生のうちにやりたいことを見つけなくてもいい。

沢山勉強して、沢山スポーツして、沢山友達と遊ぶ三年間になることを父として願うばかりです。

 

 

 

17年 or 17回

お疲れ様です。

2月末から先日まで、愛知、静岡、三重と行ってとても実りの多い数日を過ごして来ました!

コロナも落ち着いてという事もあるのか?人の流れもここ青森とは比べ物にならない多く、以前のような日常に戻りつつあるのかなと思ったり。

 

数日間、留守にしている間に園内の雪解けもだいぶ進んだようで、今作業している園地の積雪も60センチほどとなりました。

 

主力品種ふじがメインの畑で、とても時間のかかる園地。枝の伸びや太さ、花芽のつき方、、、昨年この木とどういう会話をしながら切ったのか?など思い出し剪定をする訳です。

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親父から引き継いだ木なので正確な樹齢はわかりませんが、おそらく25年以上。私が手をかけてから今年で17回目の剪定となります。

17年といえば長いかなと思いますが、たった17回。一年に一回しか実らないりんご。

剪定しながら17年もやっているのにまだこんな感じなのか、、、と自戒したり。17年でよくここまで木を育てたなと自分を褒めてみたり。

そんな感情のアップダウンを感じながら毎日の剪定をしております。

 

最近、夜には少し時間にも余裕ができたりしてるので、溜まりに溜まった本を読んだり、気まぐれに書いてるnoteを更新してみたり。

 

さて、17年前のりんごを始めた頃の写真を見ながら晩酌でも始めますか。

マルチタスク

気がつけば、年も変わり2月半ば、、、。

11月半ばには収穫を終え、年内はずっと荷造り発送作業とバタバタ。雪の少ない年越しとなり今年は余裕だなと思ってた矢先、連日の大寒波と豪雪、、、。

 

りんご農家の冬の仕事と言えば、剪定作業なのですが、それだけやっているわけではなく剪定作業やるまでにたくさんのことをやらなければなりません。

とある日の園主の1日をまとめてみました↓

 

◦起床

◦庭に積もった雪片付け

◦園地まで車で行けないので、途中車を止めるスペース確保するための除雪

◦一旦、家に帰って来てその日出荷分の箱詰め

◦メール対応

◦園地の状況によっては消雪剤撒き

◦園地の状況によっては木に積もった雪下ろし

◦ようやく剪定作業

◦切った枝を片付け

◦切り口から病気にならないように殺菌剤塗布

◦帰宅してメールチェック

◦次の日の出荷準備

 

とまあ、こんな感じの日常を過ごしております。

冬場の仕事はどうしても雪優先となり、1日潰れる事もザラにあります。作業計画を立てても連日数十センチも雪が降るとその対応に追われ剪定作業が遅れてしまいます。雪の降らない地域はこの一連の作業が無いのが羨ましい〜

 

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この時期ちょうど、会合やら総会、研修会も開かれる時期。なんなら冬の方がやる事が多い気がする。

 

今日は季節ハズレの雨。

少しは雪も溶けてくれるはず。

ゆっくり休もう。

 

今年も無事終わりました!

おばんでございます。

 

令和4年産のりんご、全て収穫終わりました〜!

 

まだ、選別作業やら発送作業、園内の冬支度、、、まだまだやる事は多いですがとりあえずは一安心です。

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冬の豪雪!

春の天候不順によるカラマツ被害!

夏場の猛暑による日焼け!

秋には長雨による病気の多発!

 

毎年毎年、自然災害には悩まされていますが、こんなにも思う様にりんごができなかった事はなかったと思います。

 

沢山の困難にも耐えてきたりんごだけが今お客さんの元へと渡り食べられています。

人もりんごもストレスの多い一年となりました。

 

反省する事が多くて、まとめないと改善できない程。

 

それでもお客さんから「今年も美味しかったよ」などと言われると嬉しい反面、来年こそはもっともっと喜んでいただける様なりんごを作りたいと思う。

 

来年度こそは!

 

ラストスパート

おばんでございます。

当農園では、早生品種からシナノゴールドまでの収穫を終え、残るは「王林」「サンふじ」の収穫を残すのみとなりました。

 

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青リンゴの王様「王林

決して新しい品種ではないものの根強い「王林ファン」が多く、甘さと独特の香りが特徴の品種。

当農園では、お歳暮などの贈り物に「サンふじと王林の詰め合わせ」がとても人気となっております。

 

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りんごの王様「サンふじ」

当農園でも不動の人気No.1。

毎年、オンラインショップのカートを開けた瞬間からご注文いただく人気ぶり。

毎年年明け前にはご予約でいっぱいになってしまい、お客様には申し訳ない気持ちもあります。

 

この2品種だけでも当農園の生産量の半分を占めるので11月に入ってからはひたすらりんご収穫〜荷造りの繰り返しとなります。

 

後、約1ヶ月。

そう考えると少し寂しい気持ちにもなったりしますが、身体と相談しながら適度に負荷かけて最後の一個収穫するまでがんばります〜

一山超えた

おばんでございます。

りんご収穫、管理作業、発送業務、受注管理等、、、忙しさに追われる毎日の園主です。

 

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当農園の人気No.2のトキ。

収穫してから倉庫での発送業務。

ご予約の段階からたくさんご注文をいただき、昨年以上の受注数。もぎたて新鮮なりんごを食べていただきたいという思いから収穫したものを順次発送していくというスタイル。

夜中まで箱詰め作業をすること数日、なんとかご予約分の発送は終わり一山超えた感じです。

 

長雨の影響なのか?

自分の栽培技術の低さなのか?

今年は糖度が若干低め、、、。

課題の多い年となりそうだ!

夏から秋へ

おばんです。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中との気温差が激しい季節になり、何を着ていったらいいのか?毎日悩んでいる園主です。

 

夏りんごの定番の「つがる」の収穫発送も終わり、沢山のお客様へご購入いただき早々に完売となりました。本当にありがとうございます。

 

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ことしは着色管理期間に夏日となりかなりの数のりんごを焼いてしまいました、、、。

何か対策はできなかったのか?後数日で収穫というところでの日焼け。

反省する毎日でございます。

 

後数日で10月。10月になると「トキ」「ひろさきふじ」「紅玉」「シナノスイート」、、、沢山の品種が収穫期となり激務となります。

この10月は当農園の作業としても一年で1番と言っていいほど忙しい月で農作業はもちろん、夕方からは荷造り発送作業、それが終わってからは受注業務等。

1日でも段取りがズレると取り返しが効かないので体調管理も万全にこれからの作業に備えたいと思います!