もうすぐ開花

お疲れ様です!

首都圏では、緊急事態宣言が発令されたGWですが農家にGWはありません。

北国の桜も散り、いよいよりんごの花が咲こうとしています。

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これから摘果、交配、摘果、、、いよいよ忙しくなりそうです。

全国的にも生育が早まったので霜害がチラホラと、、、。

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蕾の内部まで凍り、茶色く変色してるのがわかります。

幸い当農園では、今のところ収穫量、品質に影響が出るほどの被害ではありませんがこれから徐々にこの事態の深刻さがわかってくるのではないでしょうか?

 

隣の園地、隣の木、品種、、、、色々調べてみると霜害に耐えた花、まともに影響を受けてしまった花の違いに気付くはず。

全ての自然災害は「人災」だと思う事がこれからの栽培にもきっと役立つはず!

 

今朝も一通り園地の見回りを終えて、子供のサッカーの応援。息子がんばれ!

 

ようやく

お疲れ様です!

剪定作業もようやく終わりが見えてきました!

12月末から始まった剪定作業、、、長かった。

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来年になく、気温が高く推移しりんごの花芽も動き始め今年は早く花が咲きそうな予感!

生育が早いと春の作業も早めなければいけないので剪定が終わったからと言ってゆっくりしてられません、、、

 

チェンソーやったり、抜根したり、施肥、園内の片付け、、、まだまだやる事は多い。

 

芽吹いてる花芽を見ると今年も一年りんごを作れる事に感謝の気持ちと共に頑張ろうという気持ちにもなります。

 

1から

お疲れ様です。

剪定作業も終盤。残り数日というところまで来ました!日に日に花芽も膨らみ始めて北国もようやく春めいてきました!

 

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当農園にはまだ苗木も有れば、樹齢数十年といった老木までありますが、私が就農した時に植えた木もあります。

自分の子供のように、大きな病気にもかからず大きく成長しています。自分が1から手をかけた木なので言い訳(いいりんごが実らない)出来ない。自分の今の実力が客観視できる木でもあります。

しかし、剪定を知れば知るほど奥深く、毎年毎年課題も見つかりその都度悩まされてもがき苦しんでおります。それが剪定の楽しさでもあるんでしょうね。奥深いからこそわからないことが多いからこそ追求したくなるんでしょうね。

 

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なんでも1からやる事って大事!

 

剪定道具

お疲れ様です。

昨年に比べ雪が多く、毎日の雪かきが日課の園主です。

雪が降ると山の方にある園地は大通りから歩いていかなければならなく毎日スノートレッキングのようです。

この時期、りんご農家は雪の舞う中「剪定作業」をしています。

りんごの剪定とは、果樹栽培の中でも最も難しいと言われて農家も毎年悩みながら作業をしています。

 

剪定作業には主に鋸と鋏を使用して作業するのですが今回は鋸についてのお話を少し。

 

鋸も時代の流れとともに安価で錆びにくく折れにくい替え刃式の鋸が簡単に手に入る時代ですが園主は昔ながらの職人さんが目立ててくれた鋸を使用しています。この鋸は錆びやすく、折れやすく、刃こぼれしやすい、、、実際私も何度か折ったこともありますし刃こぼれしたこともあります(T . T)

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正直、替え刃式の鋸も十分切れます!

多少雑に扱っても折れる事はないし、錆びることも少ないです。

じぁ、なんでわざわざ職人さんの鋸を使ってるかというといくつか理由があって

まず、

切れ味が持続するという事。

切り口が綺麗だという事。

そしてなりよりも、メンテナンスさえしっかりすれば何十年も使えるという事。

 

私の使ってる鋸も15年以上、中にはおじいちゃんが使っていたものに関してはおそらく50年ほど経っているものも現役で使用しています。

 

りんご王国と言われる弘前でも昔は沢山あった鋸屋さんや鍛冶屋さんも数えるほどまでに減少。

今使っている鋸も目立てをしてくれる職人さんがいるからこそ。

 

使い方を間違うと折れたり、刃こぼれしたりしますが、切れ味を楽しめるのは職人さんが一つ一つ目立てしてくれた鋸の方ではないでしょうかね。

 

さあ、今日も切れ味楽しもう〜

 

剪定

お晩です。

あっという間に2月、、、コロナ禍の中でも毎日畑では剪定作業が行われています。

園地での剪定作業は園主である私が一人で行うので密になるような事はないのでいつも通りの日常。

雪の日も、雨の日も、吹雪の日、、、は流石に休みますが春までには終わらせないといけない大事な作業です。

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時には何年もかけて作っきた枝を切ったり。

切るか?切らないのか?

究極の2択。

 

その年の出来ばかりか、数年後の出来までも左右するというりんごの剪定。

一本一本真剣に向き合い、剪定しても思うようにいかないことの方が多い。だからこそ面白いしやりがいも大きい。

 

明日も天気は良さそうだし、日焼け止めクリームバッチリ塗って剪定頑張りまーす。

 

終わり始まり

今年も残りわずかとなりました。

今日から3日間はダラダラと過ごす予定の園主です。

 

10月からは発送作業も始まり、昼夜問わず頑張って来れたのもお客さんあっての事。

今年も沢山のお客さんに恵まれて今年度のりんごも予約分を残して完売することができました。ありがとうございます。

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世の中、大変な状況ではありますが来年こそは皆さんが笑って過ごせるように祈ります。

また来年も佐藤家共々よろしくお願いいたします。

蜜入りりんご

おばんです。

雨の青森です、、、。主力品種である王林やサンふじの収穫も始まろうとしていますが今日は一日休みました。今まで休みなしに働いてくれたスタッフにも休日を。

そして園主にも休日を。

 

この時期になると、お陰様でたくさんのご注文をいただく季節となりました。この時期ご注文いただくのが「サンふじ」。FAXには”蜜入りりんごをお願いします”などと追記されご注文いただきます。

皆さん、りんごの蜜って甘いって思っている方も多いんでしょうね、、、

実は~

「りんごの蜜部分は甘くない」

ソルビトールという成分で甘み自体は砂糖の6割程度といわれています。

なので過度に蜜入りしてるりんごは水臭くおいしくありません。

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過度の蜜入り

適度に蜜入りしているものが園主はおすすめ。

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適度な蜜入り

生産者でも見た目だけでは蜜入りしているかどうか?判断するのは難しいです。

赤い方が一見良さそうですが、縞模様の方が多めに蜜入りしています。

どちらも美味しかったです。

 

蜜入りりんごの代表「サンふじ」ですが同じ木から同じ日に収穫してもすべてが蜜入りしているとは限りません。

 

JA、大きなりんご屋さんでは光センサーなどで蜜入りを判別する機械を導入していますが当農園ではすべて人の目で判断しお客様へ配送しています。

中には蜜が少ないなどとご連絡もいただいたこともありますが、糖度が低いということはありません。

そしてりんごのおいしさは甘さ、酸味、食感、香りのバランスが大事!

蜜色しているから”蜜”って言われるのかな???

 

結局、休むと決めた一日なのに小屋で作業したり、事務作業したり、、、

本当にゆっくり休める日はまだまだ。

最後の一個収穫するまで気を抜かず頑張ります。