りんごの剪定

おはようございます。
とてもとても久しぶりの投稿となってしまいましたが園主さとゆ元気です。

毎日毎日、雪藪を歩いて園地まで行って剪定作業をしているのですが、果樹栽培の中で最も難しく技術が必要と言われているりんごの剪定。
とにかく頭が疲れる、、、帰ってからはボーッとしてしまうほどに(笑)

イメージ 1

切るか?切らないのか?
たった2つの選択をするだけ。

よく報道では、「邪魔な枝を切る」「お日様が入るように切る」と言われたりしますが、りんごの木も生き物です。
邪魔な枝は出てこないし、枝は光を求めて伸びていきます。
それでも生産者は剪定しなければいけません。
それは、生産者がりんごを毎年実らせ、肥大させ、着色し収穫しなければいけないから。
りんごの木も生き物、前年実らせ過ぎてしまうと次の年花芽が少なく結果収穫量が少なくなってしまうこともあります。
りんごの木も正直で前年疲れたのでしょう。
そうならないためにも、花芽の調整であったり、根の活性、翌年からの花芽の育成のために剪定作業しなければいけません。

イメージ 2

毎年、諸先輩方の園地で勉強させていただいていますがまだまだまだだなぁと思うばかりです。

ようやく剪定作業も全園地の半分が終わり折り返しです。
残り1ヶ月ちょっと、りんごの木との会話を楽しみながら剪定作業頑張りたいと思います。

ゆっくりと

お久しぶりの投稿となりました。サトユです。
サンふじの収穫が始まってからというもの、昼は収穫作業、夜は荷作り、事務作業と大忙しの日々でしたがお歳暮発送の山を越えようやく少しだけゆっくりとした日常を過ごしております。

お陰様で沢山のお客様に恵まれ、沢山のご注文を頂き贈答品(特撰、極上)は予約数に達しましたので完売とさせて頂きました。

イメージ 1
3度の台風にも耐えたリンゴは傷ものが多く、それでも最後まで実ってくれてたりんごには感謝感謝です。
イメージ 2


先日行われた「青森県りんご品評会」でも金賞をいただきました。
イメージ 3
雨の日も風の日も農作業を手伝ってくれたパートさん達には本当に感謝しています。

農業は自然に左右されやすく大変なことも多いですが、その分御客様に評価いただいたときはとても嬉しく来年もまた頑張ろうという気持ちにもなります。

もう既に頭の中は来年へ!
平成最後の年も反省の多い年となりましたがその分来年は成長出来ると前向きに捉え頑張ります。


りんごの在庫状況についてのお問合せも多くなってきました。
家庭用サンふじはまだまだ受付中ですのでこの機会に宜しくお願いいたします。

サンふじ

おはようございます!
秋も深まりゆっくり紅葉でも見に行こうか、、、とはならず、連日の収穫発送に大忙しの日々です!感謝感謝です!
沢山のご注文いただき夜な夜な荷造りしているサトユです。

畑では主力品種で当農園人気no.1「サンふじ」の収穫も始まりました。

イメージ 1

イメージ 2


春は黒星病に悩まされ、秋には三度も台風が北上、、、こんなにも天気に泣かされた年は無いように思います。
よくここまできたなぁと思うと来年以上に感慨深いものがあります。

ここまで数品種収穫してきました。
台風に耐えたりんごについた枝スレの傷も愛おしいもんです。

天候に左右されながらもできることはやってきたつもり。最後の一個収穫するまで気を引き締めて頑張ります🍎

佐藤農園ホームページ
http://sato-farm.jp/

佐藤農園オンラインショップ
http://sato-farm.jp/shop/

台風24号

お疲れ様です!朝晩はすっかり気温が下がり子供達と布団の取り合いが始まった園主のサトユです。寒暖の差は人にとってはキツイですがりんごにとってはとてもいい🍎

さて、前回「台風21号」の記事を書いてから数日、、、また台風の記事を書くことになろうとは、、、(T_T)

なんでこうも収穫間近に北上して来るのでしょうか?

イメージ 1

ひろさきふじやトキと言った品種はあと少しで満足のいく味になるはず!今収穫してもそこそこ美味しいりんごだけど、これじゃあ、お客さんは喜んでくれないだろう、、、でも落ちちゃえばたのしみにしていた方にも送れなくなる可能性もある。
前回の「台風21号」で落果被害は軽微だったものの枝に擦れた傷りんごが沢山。今回の台風もきっと耐えてくれるだろうが、更に傷が付くことは容易に想像できる。

イメージ 2

イメージ 3

何度も何度もスマホで進路を確認しても予報は大きく変わらず(T_T)

今回も決断しました!
収穫間近の「トキ」収穫しません!
台風に耐え、完熟してからお客さんに贈ります!きっと今回も耐えてくれるはず!

ということで、「トキ」をご注文のお客様、もう少しお待ちください~~!

台風21号

お疲れ様です。
庭木の手入れで毛虫にやられた園主です。
かゆ~~~~い~~~!
それに加えて蚊にも数箇所やられ、虫には人気があるようです(笑)

さてさて、、、
今年も来るな!といってもやってきました、、、台風!
りんご農家にとって台風での落果は死活問題です。春から沢山の経費をかけて栽培してきたりんごがたった一回の台風で台無しになることもあります。落果してしまったりんごも買い取ってくれる業者とありますがキロ20~30円程になれば良い方です。
市場取引価格の1/10位でしょうか。

なので周りの農家では、まだ適期には少し早い早生品種の収穫をしています。市場にはこの時期にしては珍しく大量のりんごが出荷されてると聞きました。本来であればもう少し色付き、熟するのを待ってから収穫するのですが落ちてしまうよりマシという判断でしょう!

私も今日決断しました!
まだ収穫しません!
毎年当農園のりんごを心待ちにしているお客さんにはやっぱり自分の納得したりんごを送りたいから!一年に一回しか収穫出来ないりんごだから味には妥協したくない!


イメージ 1


少し早くても市場に出荷、熟するまで待ってから出荷、どちらか良いかは各々の判断。個々の経営があるのでどちらが良いとは言えませんが、とにかく全国で被害が軽微である事だけを祈ります!

おまたせいたしました!30年産りんご予約受付開始です!

お疲れ様です。
弘前の短い夏も終わり、朝晩の気温が秋の訪れを知らせてくれます。
春から全国的に降雨被害が連日報道されてきましたが、ようやくこうして皆様にりんごの予約開始をお知らせ出来うれしく思います。

まずは、早生品種「つがる」「トキ」「ひろさきふじ」「紅玉」の4品種。
オンラインショップ↓
イメージ 1

「つがる」
イメージ 2
当農園で一番早く収穫される品種で、りんごの季節の始まりを知らせてくれるりんご。旬の短い品種でこの時期にしか味わえないのでご予約はお早めに!


「トキ」
イメージ 3農園の人気No.3。黄色いリンゴや青りんごは酸っぱいというイメージが付きやすいですが、このりんごの特徴は何といっても甘さ!果肉も固めでリピート率も高い~


「ひろさきふじ」
イメージ 4
早生ふじの一種で、甘さと酸味がありとても食べやすいリンゴです。通常蜜入りはしにくい品種ですが稀に霜降り状に蜜入りすることもあります~


「紅玉」
イメージ 5
地元パティシエ絶賛のりんご。クッキングアップルの代表品種で熱を加えても崩れにくいことからアップルパイやタルトタタンなどに使われます。もちろんそのままでも懐かしい酸味の感じられるりんごです~

是非この機会にご賞味ください!
よろしくおねがいします🍎

佐藤農園ホームページ

佐藤農園オンラインショップ

黒星病

はじめに、西日本を中心とする豪雨で被害に見舞われた方には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を願います!

ここ数年、「異常気象」という言葉を何度も見たり聞いたりしてますが、ここまでくるともうこの状況が普通になりつつあるのではと思ったりもします。

さて、タイトルの「黒星病」ですが、青森県で暴発し、生産者を悩ませております。

イメージ 2



冷涼で降雨によって胞子が飛散し、葉や果実に感染、発病し酷い場合には果実感染した部分にヒビ割れなどもあります。

黒星病の特効薬と言われていた殺菌剤が効かなくなった、胞子飛散期に気温が下がり、雨が続いた、、、など原因は1つではありません。

葉や果実に着いた黒星はこれからも胞子を飛ばし感染を繰り返すので、摘み取り焼却するか、土中に埋めるしかありません。

イメージ 1



被害落葉や被害果はそのままにしておくと次年度の発生源ともなるのでとても厄介な病気です。

今年、当農園でも例年以上の被害ですが、幸い収穫量に影響する程ではありませんが、被害が甚大な生産者の中には、枝を切ったり、伐採したりしてるところもあると聞きました。

青森のりんごは、これまでもたくさんの問題に悩まされてきた歴史があります。
病害虫、台風や雹などの自然災害、価格暴落で大量の破棄した歴史もあります。
それらの苦難を乗り越えて今の「青森りんご」がある。きっと今回も乗り越えてみせる。5月上旬からずっと頭の中には「黒星病」。
今年の一件で本当に勉強になったことばかり!

やらないで後悔するよりも「やってダメなら納得する」

農家にとってのたった一日の重要性。農家だからいつでも休めるでしょと言われることが多いですが、そのたった1日が園内の菌密度を高めてしまった。

黒星病に対しては反省点は沢山ありますがこれが来年の対策として役立つはず!

イメージ 3


摘果作業も終盤です。これからの作業も手を抜かず、気を抜かず頑張ります🍎