剪定作業開始

早いもので新年明けて1月も終わろうとしてます。
お陰様で宅配りんごも予約分を残し全て完売です🍎
毎年毎年沢山のご注文いただき本当にありがとうございます😊

りんご栽培において最重要な剪定作業も始まっております。数年後先まで見据えての作業となるので頭の中はグルグルです!

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剪定していると改めて一本一本個性があります。
元気いっぱいな木、病気になっている木、、、様々です。元気が良すぎる木はもう少し落ち着くように、病気の木は元気になるように、生産者は鋸と鋏で木をコントロールします。
お医者さんがさまざまな患者を問診し治療するのにも似ているなぁと思う反面、木は言葉を発しないので生産者の観察眼や感覚が全てです。
枝の伸びや太さ、鋸や鋏を入れた時の感覚、一年を通して観察し、それに見合った剪定、管理作業をする。そうする事でいいりんごが毎年実る。
自分が剪定作業を始めて10数年、ようやく少しだけ良くなってきたかなという感じです。10年惰性で剪定した木は一本もありませんがやっと少しだけ良くなってきたかなと。りんご作りの名人と言われた方も「死ぬまで勉強」と言ってた意味が少しだけ理解できてきた気がします。